2015年11月1日~3日の3日間,「建築展二〇一五 行動をデザインする」を開催しました。
この建築展は建築学科の学部3年生が中心となる学生有志のイベントで,毎年開催しております。今年度の建築展では,「動物たちの『巣』を人間の生活に取り入れ熊本の街をデザインする」というテーマで提案を行いました。
本年度の建築展のポスターです。
建築を学んでいる人はもちろん,大勢の方にお越しいただきました。
3日間でなんと総勢797名の来訪者がありました。ありがとうございました。
また建築展は展示内容が評価され,夢科学探検2015の「化血研賞」を受賞しました。
村山工学部長より表彰状を受け取りました。
以下,今年度の建築展の内容紹介です。
展示入り口(工学部1号館6階の製図室が会場です)
入ると目の前に今回の展示のテーマが提示されています。
サヴォア邸の模型を示し,居住者の生活行動も人間のモデルで視覚化します。
その上で,今回の展示における具体的な取り組みが提示されます。
「動物たちの『巣』を人間の生活に取り入れ熊本の街をデザインする」というテーマで学生がグループごとに提案を展示しました。以下,順番に紹介します。
ハチの巣のハニカム構造を参考に自転車やバスと共存しつつ,歩行者にとって安全なバス停を提案。
クモの巣を参考に熊本大学キャンパス内に快適な読書スペースとそのネットワークを提案。
トリの巣を参考に市街地中心部に人々が集まれる図書館兼イベントスペースを提案。
アリの巣を参考に公園の地下にカフェスペースを提案。
キツネの巣を参考に中心市街地の地下に自転車専用道路のネットワークと店舗を提案。
展示室中央の熊本市中心市街地と熊本大学の模型が圧巻です。
(記念写真の撮影スポットとしても大人気でした)
展示空間の出口に貼られた学生たちの写真。
(皆さんとても充実していたことがわかります)